待てば甘露の日和あり

粘土で人形こさえて年二回の販売に精を出すたまねぎころころのblogです

塗装の練習3 

パシフィック・リム観てきた。監督はギジェルモ・デル・トーロ、日本の漫画とかアニメとか特撮とかが好きな人で実写版トトロを作ったりする人です。というかメキシコ人は日本のオタク文化への造詣が深いように思えますな。ニコニコとかで観た桃井はるこライヴの凄絶たるや、日本のモモイストに匹敵する。終日モニターの前で呆然とマウスをカチカチやってるような御方は一度観てみるといい。それにしても世間は夏休み中だというのに、レイトショーということを差っ引いてもあんまりな客数に目を見張ると共に、今後の国内の劇場運営について憂いを持たざるを得ないが、今に始まったことでもないし私一人が危機感を持ったところでどうにもならないので、せめてなるべく劇場に足を運んで稼動費の0.001%くらいを担うようにします。そして以下雑感などを書き記します。本作の内容を遠慮なく含みますので未見の方などおりましたらご注意ください。

 

冒頭10分でイェーガーと呼ばれる巨大ロボットの主力武器がパンチであることを知る。すばらしい。ロシアチームの活躍をもっと観たかった(ノД`) 特に女性操縦士(氏名は失念)の美しいブロンド・男らしい黒眉・精悍な風貌がカコイイ。何となくドラゴ夫人を思い出した。帰宅後に調べたらカナダの俳優さんでした。あと、もしも手元にミニチュアを置く機会に出くわしたならばチェルノアルファ以外に選択の余地は無いであろう。本作での当該兵器の扱いには大いに不満を残す所存であります。メイドインチャイナの赤いロボットはどうでもよいのです。というか、妙妙たるネーミングですな、チェルノアルファ。フクシマ壱号とかそんな感じですか。

f:id:tamanegikorokoro:20130817001340j:plain ypa!!! 

f:id:tamanegikorokoro:20130817001345j:plain インジェクションキット出して

 途中、菊池りん子の夢に芦田愛菜が登場仕ったが彼奴の演技よりも『萌&健太』の看板が気になって仕方なかった。異邦人の監督さんはもう少し日本をロケしても良いと思います。邦人監督でさえ現地ロケを実施していますからな、原恵一とか沖浦啓之と か。怪獣EMP発動⇒ジプシー発進の展開に遂に失尿、ジャイアントロボ(OVA版の)のオマージュかなと思いましたが、「オマージュを捧げた作品ではない (wikiより抜粋)」ということなので、恐らく気のせいでしょう。本作はバレットイタイム含むスローモーションの特殊効果を総じて使用しておりません。 80米級の鉄巨人と怪獣がノンストップで画チン子...何だこの変換wガチンコの組討を繰り広げます。画面狭しと暴れまわりますが、メリケン製トランス フォーマーの5000倍は観易くなっています。

 

ところで鈴羽タン塗り終わりました。瞳のエナメル以外は全てシタデルカラーを使用、色によって塗り易さがぜんぜん違う。やる実の教訓を活かし、白を塗る前にベース用のデネヴストンを塗っておいたが結果は好転せず。但しデネブストンの隠ぺい力は良好。筆塗りをしていると良い筆が欲しくなりますな。文盛堂の面相筆が正直アレだったので、ホルベインかウィンザーニュートンの1号あたり。

 

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