待てば甘露の日和あり

粘土で人形こさえて年二回の販売に精を出すたまねぎころころのblogです

素体2

何かいろいろとおかしかったので上半身のマジスカを削り落とし、スカルピーを盛り付け。1年くらい寝かしていた所為か、程よく油が抜けて具合の良い硬さになっていた。メタルマンとサイズを合わせた心算だが元々体躯が小さいようなので15cmくらいになりそう。

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素体

マジスカの塊をアルミ線で連結させたモノを芯とし、素体とした。円精度が必要な箇所はかつて職場の廃棄物から拾ってきたABS丸棒を流用。下腕は前作のキットを流用。頭部となるパーツはφ3のスチロール球を型取り⇒レジン置換。以降の肉盛りは従来スカルピーにて行っていたが、度重なる亀裂の発生、表面処理の苦難、強度への不安を顧み、マジスカにて続行。但し表面処理を必要としない部位はスカルピーを使用予定。

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塗装の練習3 

パシフィック・リム観てきた。監督はギジェルモ・デル・トーロ、日本の漫画とかアニメとか特撮とかが好きな人で実写版トトロを作ったりする人です。というかメキシコ人は日本のオタク文化への造詣が深いように思えますな。ニコニコとかで観た桃井はるこライヴの凄絶たるや、日本のモモイストに匹敵する。終日モニターの前で呆然とマウスをカチカチやってるような御方は一度観てみるといい。それにしても世間は夏休み中だというのに、レイトショーということを差っ引いてもあんまりな客数に目を見張ると共に、今後の国内の劇場運営について憂いを持たざるを得ないが、今に始まったことでもないし私一人が危機感を持ったところでどうにもならないので、せめてなるべく劇場に足を運んで稼動費の0.001%くらいを担うようにします。そして以下雑感などを書き記します。本作の内容を遠慮なく含みますので未見の方などおりましたらご注意ください。

 

冒頭10分でイェーガーと呼ばれる巨大ロボットの主力武器がパンチであることを知る。すばらしい。ロシアチームの活躍をもっと観たかった(ノД`) 特に女性操縦士(氏名は失念)の美しいブロンド・男らしい黒眉・精悍な風貌がカコイイ。何となくドラゴ夫人を思い出した。帰宅後に調べたらカナダの俳優さんでした。あと、もしも手元にミニチュアを置く機会に出くわしたならばチェルノアルファ以外に選択の余地は無いであろう。本作での当該兵器の扱いには大いに不満を残す所存であります。メイドインチャイナの赤いロボットはどうでもよいのです。というか、妙妙たるネーミングですな、チェルノアルファ。フクシマ壱号とかそんな感じですか。

f:id:tamanegikorokoro:20130817001340j:plain ypa!!! 

f:id:tamanegikorokoro:20130817001345j:plain インジェクションキット出して

 途中、菊池りん子の夢に芦田愛菜が登場仕ったが彼奴の演技よりも『萌&健太』の看板が気になって仕方なかった。異邦人の監督さんはもう少し日本をロケしても良いと思います。邦人監督でさえ現地ロケを実施していますからな、原恵一とか沖浦啓之と か。怪獣EMP発動⇒ジプシー発進の展開に遂に失尿、ジャイアントロボ(OVA版の)のオマージュかなと思いましたが、「オマージュを捧げた作品ではない (wikiより抜粋)」ということなので、恐らく気のせいでしょう。本作はバレットイタイム含むスローモーションの特殊効果を総じて使用しておりません。 80米級の鉄巨人と怪獣がノンストップで画チン子...何だこの変換wガチンコの組討を繰り広げます。画面狭しと暴れまわりますが、メリケン製トランス フォーマーの5000倍は観易くなっています。

 

ところで鈴羽タン塗り終わりました。瞳のエナメル以外は全てシタデルカラーを使用、色によって塗り易さがぜんぜん違う。やる実の教訓を活かし、白を塗る前にベース用のデネヴストンを塗っておいたが結果は好転せず。但しデネブストンの隠ぺい力は良好。筆塗りをしていると良い筆が欲しくなりますな。文盛堂の面相筆が正直アレだったので、ホルベインかウィンザーニュートンの1号あたり。

 

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塗装の練習2

一昨日あたりからどうにか人間が活動できる環境に戻りつつあったので、素体をこさえようとマジスカを摘み出そうとしたところ、なんかもう、べちょべちょで作業にならんかったので結局塗装の練習をすることに。被験体は昨年のワンフェスで購入したMMDというディーラーの鈴羽タンです。売り子(原型師さん?)はダルでした。確か。パーツ数11と少なく、お手頃です。表面処理をさっさかと終え、プライマー。今回は白レジンだったため、クリアオレンジ・レッド・イエローとクリアを適当に調色したものをエアブラシ。白目は塗装の手間を省くためマスキング。乾燥の合間にベースプレートをクレオスのスーパーチタン⇒オグリンフレッシュ(以下シタデルウォッシュ)⇒アシュルメンブルー⇒バダブブラック⇒墨入れ&ウォッシング(油絵の具)の順番で筆塗り。数分でくたびれた鋳鉄風に仕上げられた。ちなみにこの技法はモデリズムさんのまんまパクリなのです。ウィーゴ欲しい、話が逸れた。勢いで更に作業を進めようと思ったが、もうこんな時間だし、明日というか今日は映画を観に行く予定なので、寝る。

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塗装の練習

連日の猛暑でいい加減おかしくなりそうなので(作業部屋は三階建て家屋の最上階。屋内の熱気と湿気が完全に蓄積される)、食卓での塗装作業を敢行した。つい先日、カサレでシタデルカラーの旧ボトルが全品100円で投売りされていたので、在庫切れ以外の品物を買い込んだ。プライマーは流石に有機溶剤なので息も絶え絶えにブラシ噴出。今回からクレオスからガイアに乗り換えてみたところ、塗膜が何時まで経ってもぺとぺとしているがそれが仕様らしい。素地がフレッシュのレジンだったため、やおらシタデルをペタペタと筆塗り。文盛堂のsuper sableの04を使ってみたが、いきなり穂先がひん曲がっており、不良なのかデフォなのかよくわからん。しょうがないので以降の作業をすべてholbeinの平筆にて行う。隠ぺい力が高いと言われているシタデルカラーでも、WHITE SCAR・・・大層な名称だが、只の白、は言うほどでもなく、フレッシュの下地に直塗りはさすがに無謀だったかもしれない(FOUNDATIONなるベース色が数種存在する)。基本色塗布後、油絵の具で墨入れ。お目目もついでに油絵の具で描いて艶消しクリアを吹いたら罅割れたので上からシタデルの黒で重ね塗り。

 

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評価としては30点。もう一体くらいお手軽キットを筆塗りで仕上げたいところだが、WFの参加受付が開始されたので・・・

WF2013夏 雑感等その2

時刻が11:00を回った頃、今回は珍しく目的の品物があることを思い出した。未だ入場規制の真っ只中ではあったが、前述の緑茶購入件を行使し隣のホールへ移動。童人さんというディーラーでやる実を購入。上機嫌で卓に戻り、その後自卓に立ち寄られた顔見知りに「やる実だお!」と自慢するも、意外にもキャラの認知度が低いようで、反応はすこぶる悪かった。その後もイエローデビル・ロック&ロールもぽつりぽつりと貰われて行き、例年よりも財力が多少潤沢になりましたので、斜め後ろのSAKAKIさんというディーラー卓にて日本神話ネタのTシャツを2枚ほど購入。

 

卓代や材料代などお陰様で無事にペイできたし、欲しいものも買えたので、あとは時間まで悠々と過ごすのみである。ロックマン関連で顔見知りになった方と次回作について談笑したり、遂にディーラー参加するもサンプル提出を落としてしまい次回参加資格剥奪の制裁を加えられたゾンビ氏を嘲笑したり、某企業ブースにて撮影禁止の展示物を撮影してスタッフに撲殺されている眼鏡をかけた恰幅の良い男性を眺めていたりしてるうちに閉場の時間となった。

 

サンプル提出を事前に済ませていた為退場処理を迅速に終え、そそくさと帰途に。車中にて次回作への展望・出品アイテム数制限への不満等を漏らしながら今年の祭りは終了しました。当時はロックマンネタ2点・その他1点を新作候補として検討しておりましたが、再販物含む枠数と、「新作は1イベントにつき1点迄」という血の掟等を顧み、8月4日現在で1点に絞れております。

 

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